【6】大風の中、天守へ登る

2009年・残寒城ツアー(山形&福島)のはじまりはこちらからどうぞ!

もとの道に戻り、しぶしぶ(笑)坂を下り、城へ向かう。つまりは丘を1つ越えないと城にいけないってわけね・・・



城手前にあった小学校の壁、「数学?」「いや、敬学」だ。




二本松城の別名は霞ヶ城。小高い丘(いや、山だな・・)一帯が公園になっている。



再建された石垣や櫓。





城内手前にあった、「二本松少年隊」の像 。戊辰戦争時、この後行く白河城の守りに藩の兵士が多数出ていたたので、手薄になった藩内の守りに13、4歳の少年たちまでも参加したそうです。これは、白虎隊よりも先の起こった出来事。右に見えるのは無事を祈る母親ですね。



では、中に入ってみましょう。



箕輪門や櫓は、82年に復元されたそう。それなりになじんだ感じもあって、いい雰囲気。
階段を登り、二の丸広場へ向かう。休日の午前中ということもあり、広場は2,3人が散歩しているのみ。がらーんとしたもんです。


ずんずん、天守を目指して登る。ところどころベンチがあり、ハイキングなどによさそう。ただ、今日は雨上がりでぬかるみ、足元不穏(笑)。また、高低差もかなりあるので、山登りといっても過言ではない。石段でないぶん、まだましだけど。


ふうふう息をつきながら登っていくと、再建された本丸の石垣が見えてきた。



本丸下にある大石垣。当時の積み方にこだわって、修復したとのこと。



もうひとふんばりして、本丸到着!



ここからの眺めはすばらしい。達成感があるなあ。雪を被る山々も見渡せ、気分もいい。それにしても風がびゅーびゅーと強かった。