【1】寒さ残る東北城ツアー

2月中旬、山形に出張することになった。折りしも金曜日だったから、『そうだ、城いこう』となる。みんちゃんの休日も取れ、参戦確定。スタンプの魔力に取り付かれたサイクンは、嬉々としてスケジュールを立てるのであった。

とりあえず、山形城は確定。東京に戻るルートでいくつか回れないか、時刻表とにらめっこ。とかく、東北地方の城を回るのには、公共交通機関のチェックは欠かせない。まず、仕事は金曜日の午後なので、金曜・午前中に移動してしまうことに。


2月13日(金)、朝9時の山形新幹線で出発。車内で遅めの朝ごはんをとる。左があたし、右がみんちゃん。ハレの日・・・って何がハレなんだかだが、ゴーカなやつを選んだ。


山形駅には昼前に到着、意外に時間がかかるのね。駅のすぐそばに城があるので、まずは見てしまおう。



地図を確認して進む。駅西口から出て、南門よりアプローチをはかった。この日は意外と暖かい日だったが、さすがに日陰の雪は溶けていないね。




「左!左!」と注意を促す、ゆかいな看板を目にしつつ、城内へ。





ええとー、どこの工事現場ですか?って感じですね。ちょうど石垣の修復工事期間中だったのでした。しかも、正面にあたる大手門方向へはフェンスがあって抜けられない!橋も向こうに見えるんだけども。



この土台も、工事後は入れるのだろうか?右の方にライトアップに使うような機械が見えますね。


修復後はこうなる、らしい。


山形市郷土館も目の前にあるのに、抜けられないんですよ。仕方なく、もと来た道を引き返す。


さらに、東側のお堀沿いはJRの敷地(線路)が接してて、人が歩ける道がない。この写真だと、左側が南門、お堀のすぐ横に線路が走っていることになる。奥に見える大手門に行くには、ぐるっと大回りしてJR線路を越えなければならないわけ。やれやれ、3月末までという工事にぶうぶう文句をいう我らであった。