【1】どこにいくのか城

城めぐりに適さない季節がある。それは、寒いときと暑いとき。でも、春や秋は学会が多くて忙しいのよね・・・2月は結構空いてるんだよ、ちょうど祝日の次の日、2月12日(金)がオフィスの大工事で休み(という名の自宅仕事)になってるし。週末にもゆっくりできるじゃーん、と。

ということで、またしても寒い季節に城(笑)。でも、雪のあるところを外せばいいんじゃない、といって選んだのは「静岡」。いくつか攻めるべき城があり、どこにするか迷う。また、天気も影響するから(特に山城)、ギリギリまでどの城に行き、どういう旅程にするか決まらなかったのでした。直前まで検討を重ねつつ、イキナリ思いついて向かったところもあったりして・・・読者のみなさんには、ちょっとミステリーツアーになるか(?)。そんな1泊2日の旅のはじまり、はじまり。


2月11日(木)の朝、東京駅を出発。いつものとおり、駅弁を楽しむ。今回のチョイスはこれ。


季節限定に弱い。



いろいろな具がうれしい。

もぐもぐ食べて、しばしウトウトして、降り立った駅は「静岡駅」。そう、最初の目的地は「駿府城」です。静岡駅前は地下道が発達している。というか、そのせいで地上の歩行者横断道路がない交差点などがあったりするのよね。方向を見失いつつ、ようやく城のそばへ。




お堀端の道を進み、石垣に近づいてゆく。



もっとも駅に近い(南側)の橋をわたった。この1つ先が大手御門なのだけど、閉鎖されていたようす(後ほど訳がわかる)。


小学校を左手に、中学校を右手に見て進むと、巽櫓が見えてきた。みんちゃん曰く、『前にきたときはこんなの無かったような・・・』と。巽櫓は平成元年に修復されたそうです。



遠くから巽櫓。


近くから巽櫓(笑)。



堀には鯉がいっぱい。



堀沿いを進み、東御門へ。この東御門は平成8年に復元された。



まずは1城目の駿府城、到着。みんちゃんから『あまり見るとこ無いから、時間かからない』といわれていた駿府城、ジョウホウが古かったことを到着してから知るのである。