【2】展示盛りだくさん

うなぎ城ツアーのはじまりはこちらからどうぞ!
【ツアーごとに記事にナンバーを入れました】


復元物のジョウホウが得られておらず、『ささっと見て次に行く』はずだった駿府城。のっけから予定の狂いを感じつつ、とりあえず、中に入る。



東御門、入り口周辺。



どーんとした櫓門。



櫓門をくぐった先は二の丸。




東御門・巽櫓ともに資料館になっていて、中に入れる。祝日ではあったけど、朝早く曇りがちの日だったので、館内は空いていた。ここでも恒例のように、ボランティアガイドのおじいさんのお世話になりました。色々と説明を受けながら、回る。


天井の骨組み。




城や町の模型なども充実。



これは、さらに櫓の上の部分。撮影禁止だったが、この奥に臨済寺にある「竹千代手習いの間」が再現されていた(本物は修行寺のため通常見学不可)。天井に竜がいた!



廊下を進み、巽櫓の方へ。途中の間にもテーマに沿った展示がなされています。


これは、二の丸の堀から出てきたシャチ。もう一匹は見つかってないらしい・・・相棒はどこに?



東御門(櫓門&多門櫓)から巽櫓のほうへ。


巽櫓内は特に展示はなく、畳敷きの間がいくつか。広々として気持ちがいい。以前は巽櫓からも出入りができていたそうだけど、夜にここでお休みする人がでたらしく(笑)、巽櫓奥の扉には鍵がかかっていた。



最後に面白かった展示を。上部の穴に指を入れて回すと・・・・


あれえ〜、石落としの図。

【1】どこにいくのか城

城めぐりに適さない季節がある。それは、寒いときと暑いとき。でも、春や秋は学会が多くて忙しいのよね・・・2月は結構空いてるんだよ、ちょうど祝日の次の日、2月12日(金)がオフィスの大工事で休み(という名の自宅仕事)になってるし。週末にもゆっくりできるじゃーん、と。

ということで、またしても寒い季節に城(笑)。でも、雪のあるところを外せばいいんじゃない、といって選んだのは「静岡」。いくつか攻めるべき城があり、どこにするか迷う。また、天気も影響するから(特に山城)、ギリギリまでどの城に行き、どういう旅程にするか決まらなかったのでした。直前まで検討を重ねつつ、イキナリ思いついて向かったところもあったりして・・・読者のみなさんには、ちょっとミステリーツアーになるか(?)。そんな1泊2日の旅のはじまり、はじまり。


2月11日(木)の朝、東京駅を出発。いつものとおり、駅弁を楽しむ。今回のチョイスはこれ。


季節限定に弱い。



いろいろな具がうれしい。

もぐもぐ食べて、しばしウトウトして、降り立った駅は「静岡駅」。そう、最初の目的地は「駿府城」です。静岡駅前は地下道が発達している。というか、そのせいで地上の歩行者横断道路がない交差点などがあったりするのよね。方向を見失いつつ、ようやく城のそばへ。




お堀端の道を進み、石垣に近づいてゆく。



もっとも駅に近い(南側)の橋をわたった。この1つ先が大手御門なのだけど、閉鎖されていたようす(後ほど訳がわかる)。


小学校を左手に、中学校を右手に見て進むと、巽櫓が見えてきた。みんちゃん曰く、『前にきたときはこんなの無かったような・・・』と。巽櫓は平成元年に修復されたそうです。



遠くから巽櫓。


近くから巽櫓(笑)。



堀には鯉がいっぱい。



堀沿いを進み、東御門へ。この東御門は平成8年に復元された。



まずは1城目の駿府城、到着。みんちゃんから『あまり見るとこ無いから、時間かからない』といわれていた駿府城、ジョウホウが古かったことを到着してから知るのである。

【3】早咲きの梅

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弘道館を出て、二の丸方向へむかう大手橋(復元、下には道路が通る)をわたります。


大手門跡や・・・


水戸城跡の看板。二の丸のあったところは、小・中・高校とそろい踏みに変化。さらに奥の本丸も高校になっているようでしたが、ここまでは行きませんでした。


弘道館の方面に引き返し、敷地内の梅林を通って堀をみて駅に向かうことにした。


まだまだ蕾が固かった梅だけど、通りがかりのおじいさんが教えてくれた「1本だけ早く咲く梅」。いつも、この木(種類?)は早いとのこと。


県庁庁舎を抜けて、



三の丸の空堀を最後に見た。


この日は、もう1つ、鹿島にあるみんちゃん母宅(現在は誰も住んでない)の様子をうかがうことを予定していた。水戸→鹿島間は結構乗車時間が長いので、駅で蕎麦(冷やし納豆そば)を食べ、鹿島経由でバスにて東京に帰ってきましたとさ。

これにて、水戸城ミニツアーはおしまい。やっぱり1日1城だと、気持ち的にも余裕がありますね〜。

【2】ケーキの人気はいまひとつ?

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さて、弘道館。入館料を払う際に、「今日は撮影が行われています」「お静かにご協力」てな張り紙と案内がありました。撮影に使っているので、一部見れないところもあり。ショックー!ちなみに、撮影していたのは新撰組関連&マンガ原作&ヤングな男子が出る民放ドラマ。あー、それで追っかけらしい方たちが表にいたのですね。



まあ、しょうがない。てなことで、中へ。



建物ステキです。



正面入り口には、会津戦争時(敗走してきた保守派が立てこもった)に付けられた銃弾のあとなども。ほー、と見ていると、ボランティアガイドのおじいちゃんが、ささっと寄ってきてあれこれ説明してくれました。撮影しているのは、対試場(武術の試合をする広場)に面した広間だったので、こちらが通行止めだったのは残念。また、「お静かに」とされるしー。



雰囲気のある内部。




お!畳の縁の文様が〜。


慶喜が謹慎してた(?)間。



落ち着いた感じの中庭は、謹慎にぴったり?

ガイドおじいちゃんの話、斉昭の功績についてが多かったので、「水戸の人にとって、慶喜さんはどうなんですか?」と聞くと、どうも「よその殿さん」という感じみたい。養子にいっちゃったし、その子孫も東京にいるからね。


さて、近辺をチェックして、水戸城攻めを終了させますか。

【1】ぷらっと城

1月も後半の23日(土)、ちょっと1日余裕があった日があって。「天気もいいし、お出かけしますか」というぷらっと感覚で選んだのは、やはり城(笑)。水戸城に行くことにしました。
上野から水戸へは、「フレッシュひたち」で1時間ちょい。普段買わない駅だし・・・とかいって選んだのがこれよ。


なぜに信州(笑)。いや、ホテルメトロポリタン長野が関わっているから(長野新幹線停車駅として)、外してはいないのか。


でもまあ、おいしかったからいいかあ!

食べて一息ついたら、もう水戸。水戸城といっても、櫓のたぐいは空襲でなくなっているし、本丸や二・三の丸も学校が建っていたりして整備され、土塁・空堀がちらちら残るのみ。メインに訪れたのは、三の丸にある藩校・弘道館



弘道館付近。水戸駅のほうには、かなり高いビル(マンション?)も建っている。



こちらですよー。



正面入り口とその付近にあった「斉昭」の像。弘道館徳川斉昭がつくりました。



ムスコの慶喜もここで学んでる。


この後、中に入るわけですが、ちょうどこの日は建物内でドラマの撮影が行われてたのです・・・(つづく)

【7:了】ほうとうで〆

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さて、これで城メモは終わりなのだが、恒例(?)の飲み食い記録ですヨ。城を見終わったら、時刻はすでに15時ちかく。朝のゴーカ弁当から何も食べてなくて空腹だ。

しかし、時間的にランチぽくもなく、飲み屋は早すぎて開いてない。いくつか調べていたなかから、駅前の小作という店に入った。


ま、城を制覇(スタンプ押したら・笑)したら祝杯をあげないとね(笑)。


この店は、昼間からいろいろとおつまみメニューもあります。目に留まった甲州ワインビーフのたたきをいただこう。ワインビーフはワインを搾って残ったブドウ粕を飼料にして育てた牛。


取り急ぎの冷やしトマトも。



甲州地鶏も有名。もつ煮と皮ポン酢。お酒がすすみます。


そして、山梨といえば、ほうとうですね。キノコのほうとう。キノコのほうとうだが、かぼちゃはデフォルトで入っているのか?あちあち、はふはふ。

とまあ、ほうとうで〆て、今回の城ツアーは終了。一駅で2つのスタンプというのは初めてですね。お得で思っていたより見どころもあった旅でした。



帰りは「あずさ」で。車内から最後に1枚、ぱちり。

【6】高いところからぐるりと見学

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さて、稲荷櫓を見学したあとは、天守台にのぼろう。

えっちらのぼって・・・


見晴らしがいいです。こちらは数寄屋曲輪方向。


遊亀橋方向、公園の管理事務所も見える。


本丸方向。と、前方にある柱みたいなのは謝恩塔だそう。



甲府の街並みも取ってみた。残念ながら、今日はあまり天気がよろしくない。こうやってみると、甲府は山にぐるりと囲まれた街だな、と感じる。



天守台をおり、本丸に戻った。今度は本丸から山手御門をみてみた(また、例の穴から・笑)。


今回はこれより北のほうには行かず、見学は終了。うん、なかなか見どころあったよー。